こんにちは、ゴリラです。
この記事では、暗号資産の基本をコンパクトにまとめています。
1.暗号資産投資の始め方
暗号資産投資を始めるには、取引所または販売所の口座を作成する必要があります。
取引所は個別株投資と同様に個々に注文取引を行う場所、販売所は仮想通貨交換業者を相手に取引をする場所です。販売所では一定の手数料が乗っているため基本的には取引所の方が購入費用を抑えることができます。
2.ウォレット
ウォレットとは名前の通り暗号資産を保管する財布のようなものです。大まかに取引所ウォレット、個人ウォレットがありますが、取引所で口座開設すれば自動的に取引所ウォレットが用意され取引が可能になります。個人ウォレットはDEX(分散型取引所)を使用したい場合などで必要になります。
3.ビットコイン
ビットコインは世界で初のブロックチェーンを基盤としたデジタル通貨です。国家や中央銀行などの中央集権的な管理を受けない通貨を目指したものです。発行枚数が2,100万枚と決められています。マイニングというブロックチェーン上の承認作業の報酬により発行される仕組みです。なお、約4年に一度半減期というものがあり、過去には半減期の翌年にかけてビットコインの価格が大きく上昇したというアノマリーがあります。発行枚数に上限があるため「デジタルゴールド」とも呼ばれることもあります。
4.アルトコイン
アルトコインとはビットコイン以外の暗号資産のことです。イーサリアムやソラナなどが有名ですが、2024年8月時点で180万種類以上存在すると言われています。発行体のサービス手数料の支払い、報酬、特典受け取りなど通貨ごとにあらゆる形で用いられます。
5.ステーブルコイン
法定通貨などの資産価格と連動して価格を一定に保つことを目的とした暗号通貨です。米ドルに連動するUSDT、USDCが有名です。法定通貨と同様の価値を持つため、暗号資産の購入や売却はステーブルコインを通じて行うのが一般的です。
6.ステーキング
対象の仮想通貨をロックしてブロックチェーンの安定稼働に貢献した対価として報酬を受け取れる仕組みです。決められた期間ロックすることで暗号資産で金利を受け取ることができ、中には好きな時にロックを解除できるものもあります。中には10%以上の金利を受け取れる仕組みもあり、私もインカムゲインで高い金利を受け取れることが魅力で投資対象に暗号資産を取り入れています。
7.暗号資産のリスク
①価格変動リスク
ステーブルコインを除く暗号資産の価値は株式と比べても価格変動が大きく、売買はハイリスク・ハイリターンに位置付けられています。
②ハッキングリスク
暗号資産はデジタル資産であるが故に過去に何度もハッキングの事件が発生しています。その被害は有名取引所も例外ではありません。ハッキングにより自身の暗号資産が失われた場合、取引所が補償してくれることもありますが、返ってこないケースもあります。
③取引所の破綻
取引所が破綻するケースも過去に発生しています。財務が不安定な企業の破綻リスクの他、ハッキング等による巨額の損失により経営破綻を余儀なくされることがあるため、利用する取引所は5つ以上に分散した方が良いと思います。
④操作ミス
取引所間で資産を送金する際に、アドレスの入力を誤り資産を失う事例、秘密鍵を紛失し資産を引き出せなくなる事例が発生し得ます。送金時は少額のテスト送金の後に本番の送金をする、秘密鍵は複数個所で保管するなどの対策が有効です。
ハイリスクのイメージがある暗号資産ですが、個人的にはマイルールに則り上手に活用すればミドルリスク・ハイリターンが可能と考えており、早期から参入しておくべきアセットと考えています。ゴリラの資産形成ブログでは、私の暗号資産の活用状況なども発信していくのでお楽しみに。
ゴリラ男子
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