ゴリラの勝ちパターン(投資スタイル)

ノウハウ

こんにちは、平均利回り12%超投資家のゴリラです。
投資は人それぞれの投資目的、生活スタイル、性格等に応じた勝ちパターンを持つことで、リターンの最大化と安定化が可能になります。
私の投資目的は将来、妻や家族とお金のことを気にせずに旅行に行きまくれるだけの資産形成をすること。専門的な金融知識無し。2児(幼児)の父親業と会社員の本業に没頭しながらも、増やす力を発揮して平均利回り12%超のリターンで着実に目標へ歩みを進めています。投資目的は違えど似たような投資家は多いはずで、私の勝ちパターンの実践を共有していったら共感してもらえるんじゃないかと思ってこのブログを立ち上げてみました。

人生100年時代の資産形成、インフレ時代到来といった背景もあり個々で資産形成を考える時代が来ました。資産形成なら「オルカン一択」「S&P一択」とよく言われ、これは確かに難易度が低く長期投資ではプラスリターンになる可能性が高い手法だと思いますが、S&P500も2000年のITバブル崩壊以降は高値突破まで13年費やした歴史があることや2010年代が米国株ブームだったことで今はやや過大評価されている時期であること、為替が円安期であることを考慮すると、思考停止的にオルカンやS&P500だけに積み立て続ける手法には不安を感じます。将来を左右する資産形成を自分のコントロール下におけないインデックスファンド一択戦略は私の場合むしろ不安が大きいんですよね。結果的にポートフォリオの中心は米国株インデックスファンドだったりするんですが、最低限の投資知識だけは持ちつつ、どんな局面が来ても目標に歩んでいける投資がしたいんです。


前置きが長くなりましたが、私の勝ちパターンはS&P500、FX(ドル/円)、暗号資産、日本株、不動産クラファンを対象に、相場サイクルの時期によってアウトパフォームしやすいアセットの割合を増やす手法です。私はこれを「マルチプル・アセット・サイクル戦略」と名付けました。(笑)
各アセットの概要と私の活用方法は下記です。

・S&P500
米国の優良株500銘柄に分散投資したインデックスファンドで、積立投資の王道とされています。20%近い利回りになる年もあれば、10%以上のマイナスになる年もあり過去の平均利回りはプラス10%程度と言われています。長期投資のリターンの期待度は高く、私も資産の一部はS&P500で積み立てています。

・FX
 異なる通貨の為替変動からリターン狙うキャピタルゲインと2国間の政策金利差から得られるスワップポイントによるインカムゲインを狙うことができます。私がドル/円のみを対象にしているのは、私の手法が米国の金利変動に軸足を置いていて、他の国の通貨を対象にした瞬間に一気に監視すべきデータが増えてしまうためです。ドル/円のみ対象とすることで比較的安心してレバレッジを活用しています。ドルの上昇トレンド中に資金投入しています。

・暗号資産
 ビットコイン等の通貨によるキャピタルゲイン狙いも可能ですが、米ドルの価値に追従するUSDTやUSDCというステーブルコインと呼ばれる通貨があり、これをステーキングすることで低リスクで10%以上の高いインカムゲイン取得が可能です。

・日本株
S&P500と比較すると期待利回りは低いですが、円高トレンド中の株式上昇局面で割合を大きくしています。個別株投資になりますが、難しい銘柄選びはほどほどにして各セクターのリーダー銘柄+趣味程度にこれぞと思った銘柄を扱っています。

・不動産クラファン
 最近は10%超の高い利回りの不動産クラファンが出てきました。円高トレンド中や株式停滞局面で割合を増やすようにしています。

※各アセットの詳しい説明は別途記事を書くつもりです。

ゴリラが投資対象としている資産の分類図


 続いて各アセットの投資タイミングですが、この手法では3~5年の相場サイクルの大きな波に乗ることを基本としています。下の図は上段が米国の失業率・物価・政策金利の変動イメージ、下段が為替と米株価のイメージで、図の下部には私の勝ちパターンである「マルチプル・アセット・サイクル戦略」におけるサイクルのフェーズに応じた投資タイミングを示しています。①と示したタイミングは、米国の業績相場の終盤で高まるインフレの対応として米国の政策金利が上昇。日本の金利は変動幅が小さいのでほぼ一定と仮定すると、米国の金利が上昇する局面では円安ドル高が進行しています。しかし、高い政策金利が続く中、米国の景気後退(リセッション)が近づいているタイミングで、リセッション入りすれば一気に円高が進行するリスクがあります。①のタイミングでは積立投資している米国株(S&P500)は触らずひたすら積み立てを継続を守りつつ多めにロングしていた分は一部利確、暗号資産の割合は総資産の1~3%を目途に極小化、FXはドルのロングをこの前後で徐々に全利確までもっていきます。減らしたドル建て資産のうち3割前後目途に順次不動産クラウドファンディングにベット、残りは現金(円)に戻した後、日本株で押し目があれば購入し(押し目が来なければ現金のままの覚悟です)割高感がでたら即売却、比較的現金比率を高めてリセッションを待ちます。②のタイミングはリセッションが到来し、米国株の底を確認した後のタイミングです。米国株を優先的に全力買いを入れます。暗号資産は過去の最安値に近ければ総資産の5-10%前後をビットコインや主要なアルトコインで購入する可能性がありますが、暗号資産特有の局面も踏まえて割合を決めます。FXはほぼ同時期に来るであろうドル安円高の底を確認した後に徐々にロングを入れます。逆に日本円の現金は生活資金のみに極小化、不動産クラファンも投資期間が終わったものから暗号資産のステーブルコインによるインカムゲインに振り替えます。以降は①と同じように③の局面を対処、②と同じように④の局面を対処という比較的長期のサイクルを繰り返します。

米国の相場サイクルのイメージと「マルチプル・アセット・サイクル戦略」の投資タイミング


この手法では上記のような平均で3~5年の長期のサイクルで大きく売買し、数週間~数ヶ月単位の短期的な相場サイクルは無視することがキーポイントです。皆さんも感覚的に分かると思いますが1週間後の株価が上がるか下がるかを当てるのは難しいですが、1年後は米国金利が下がるだろうとか、1年後のS&P500の価格は上がっているだろうとか大まかなくくりの予想は当たる可能性が高いですよね。これは金融市場というのが突発的な事象に大きく反応したり、機関投資家の思惑による変動が大きいためで個人投資家が短期で動くとだいたい機関投資家の養分にされるので「マルチプル・アセット・サイクル戦略」では短期売買は基本的にDon’tリストとしていて、するとしてもドル建て資産内の持ち高調整や大きな押し目等勝率が高い局面でその時持っている現金で株で購入する程度です。短期売買を対象にすると相場に貼りつかなければいけないですしね。

この私のスタイルでは市況が良い年はプラス25%、低い年はプラス5%の幅で平均リターン12%超が現実線とみています。平均リターン12%は長期的な資産形成を行うことが将来の人生は変えられる数字(税率20%引かれても元手1000万円が10年後に2500万円!、20年後には6250万円!、30年後に1億5640万円!!)ですし、40代、50代から始めても手堅くしっかりとした資産形成が可能な手法だと考えています。
共感頂ける方は今後もゴリラのブログやnoteをお楽しみに。

ゴリラ男子


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